昭和の出来事(1926年~1989年)

昭和時代(1926年 – 1989年)には多くの歴史的な出来事が多数ありました。以下は、その中でも重要な出来事を時系列にまとめ、簡潔な説明をつけたものです。

1926年 – 1939年: 昭和初期

  • 1926年12月25日: 昭和天皇が即位し、昭和時代が始まる。
  • 1927年: 世界恐慌の影響で日本も不況に見舞われる。
  • 1931年: 中国・満州事変勃発。日本は満州を占拠し、満州国を建国。
  • 1933年: 日本が国際連盟を脱退。
  • 1937年: 日中戦争が勃発。南京事件が発生。

1940年 – 1945年: 第二次世界大戦

  • 1941年: 日本が真珠湾攻撃を実施、太平洋戦争が始まる。
  • 1942年: ミッドウェー海戦で連合国が勝利。日本の優勢が失われる。
  • 1945年8月6日・9日: 広島・長崎に原子爆弾が投下され、日本は降伏。

1945年 – 1950年: 戦後復興期

  • 1945年9月2日: 連合国との降伏文書調印により、日本が第二次世界大戦での敗戦を認める。
  • 1947年: 日本国憲法が制定され、新しい民主主義国家としてスタート。
  • 1949年: GHQ(連合国総司令部)による占領政策終了。日本が主権を回復。

1950年 – 1959年: 経済復興と高度成長

  • 1951年: 日本がサンフランシスコ講和条約に調印。
  • 1952年: 戦後初の総選挙が行われ、自由党が勝利。
  • 1954年: 日本赤軍が結成される。
  • 1955年: 自由党と民主党が合併して自由民主党(LDP)が結成。

1960年 – 1969年: 社会運動とオリンピック

  • 1960年: 日米安全保障条約改定に反対する激しいデモが発生。
  • 1964年: 東京オリンピックが開催され、日本の高度成長が国際的に認識される。
  • 1968年: 新宿駅西口で安保闘争のデモが発生。
  • 1969年: 田中角栄が初めて総理大臣に就任。

1970年 – 1979年: 環境問題と国際的影響

  • 1970年: 初の地方選挙で社会党が都市部で躍進。
  • 1972年: 沖縄が日本に返還される。
  • 1973年: オイルショックが発生し、経済に影響を与える。
  • 1978年: 原子力発電所事故(三里塚原発事故)が発生。

1980年 – 1989年: バブル経済と昭和最後の年

  • 1980年代: バブル経済が隆盛を迎え、不動産や株式市場が急騰する。
  • 1985年: プラザ合意が締結され、円高が進む。
  • 1987年: 黒い月曜日(株式市場の大暴落)が発生。日本経済に混乱が広がる。
  • 1989年1月7日: 昭和天皇が崩御し、平成時代が始まる。
  • 昭和時代は、日本が経済的に復興し、国際社会で力を付けた時代でしたが、同時に戦争や社会運動、環境問題など様々な課題にも直面しました。バブル経済の崩壊は、その後の日本経済に大きな影響を与えました。昭和時代の歴史は多岐にわたり、社会や経済の変遷を理解する上で重要な時代であったと言えるでしょう。

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